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待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな
スタッフブログ / 2022.12.13
こんにちは
冬になると引きこもりがちな宮﨑です。嘘です。だいたい引きこもってる宮﨑です。
そんな私も先日寒い中、湯涌温泉まで行ってまいりました。
金沢の湯涌温泉といえば画家・竹久夢二にゆかりのある地でもあり、
夢二の作品などが展示されている夢二館があります。
「竹久夢二の美術館でナントカって漫画家の作品展もやってる」
といういい加減な情報で行ってみたところ、
現地で調べるとそれは東京の竹久夢二美術館という
この時代にそんな事も把握できない私たちに夢二の作品は
優しく・儚く微笑みかけてくれました。
この日は絵だけでなく、詩人としての才能を発揮した
作詞の展示や、作詞した楽曲の楽譜の表紙デザインなども展示されており、
また彼の生涯、彼の創作の源となる女性たちとの歴史やエピソード、
手紙や遺品なども展示されていました。
以前から夢二の絵に惹かれるところが多く、
「なんで好きなのかなー」と100万回呟きながら館内をめぐると
恐れながらも彼との共通点が見つかりました。
・繊細 ・女性の絵が多い ・デザイナー ・音楽にも関わる ・女好き
ていうかかっこ良すぎじゃないですかこの写真。明治43年ですって。
今度撮影するときはこれやってみたい。
描かれる着物の柄や、今見ても可愛く見える北欧雑貨のような色使い、
デザインなど、こういう視点やセンスは
女性を深く見続けていないと生まれないのではと思いながら見ていました。
ある女性に対しては
毎日書き置きのように思いを綴った手紙を書いている時期があり、
その一枚が展示されていました。
今で例えるとLINEのような感覚でしょうか。
こんなん晒されたら死んでも死に切れん
読み書きが苦手な相手に対しひらがなで書かれた手紙から
優しさと繊細さが伝わってきました。
帰りにはグッズ売り場で夢二ピンバッチガチャをやりましたが、
「女性がよかったなー」といっていると
スタッフの方が交換してくれました。ありがとう!スタッフの方々!絶対また来ます!大好き!
というわけで久しぶりに美術館を見て
創作意欲が湧いてきた私も女性の絵を描いたりしてみました。
やっぱり細い線で描くのがしっくりきます。
これからも描いていきたいです。
そんな私が弊社ショールーム壁面に描いた女性もこちらにいます。
是非探してみてくださいね。
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miyazaki