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LAST SAMURAIより
スタッフブログ / 2023.12.14
前回に引き続き作品紹介をさせていただきます!
私が愛してやまない映画の絵を描いてみました。
前回は蛇でしたが、私は基本的に浮世絵や肉筆画などの
古典的な日本絵画/版画が好きで描いていました。(最近全くなので…)
日本の絵には「季節」「時代背景」「小物と歴史」が詰め込まれています。
その辺を考え、学びながら進めていくのが大変面白いと個人的に思っています。
今回の紹介は私が一番好きな映画「LAST SAMURAI」勝元の絵を描きました。
勝元とは明治維新後の天皇制度へ移り変わっていく中、武士の時代を守るために戦った頭首。
アメリカ映画ながら、日本人としてもはっとする様な描写が特徴的な映画です。
こちらの甲冑を描いてみました。
ヤマネコが竹藪から襲いかかってくる様なデザインです。
映画冒頭で勝元が旗槍を振り回し
その描写は捉えられた虎が最後の力で
暴れ回っているとことがあります。
書面としてこの甲冑の由来は残っていませんが
憶測としてその描写を甲冑に落とし込んだのではないかと推測できます。
(絵:大映博物館より参照 https://www.britishmuseum.org/)
こちらは歌川一門の歌川国芳の作品です。
この様に昔は虎は猫の顔をしています。
当時虎は中国での生き物で日本ではあまり見かける事ができなかったため
この様な絵となっています。
この様に1つ1つの道具や描写には様々なルーツが隠れているのが
日本文化の面白いところかと思います。
茶道の様に1つ1つの道具に想いが込められている様に
絵にもまたその様な要素があります。
カントリーベースでは材料の販売のみならず
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カントリーベースもまた同じ様に材料だけではなく
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