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リフォーム会社の選び方。依頼する際の7つのポイントと注意点を解説

コラム / 2024.07.18

リフォーム会社の選び方。依頼する際の7つのポイントと注意点を解説

中古物件を購入し、リフォームを検討している方も多いでしょう。築年数が古い家をリフォームすると見た目が新しくなり住みやすくなりますが、「リフォーム」と一口にいっても種類や内容は異なります。

この記事では、リフォーム会社の選び方や注意点を解説します。リフォームの種類や流れもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

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リフォームとは?

「リフォーム」という言葉は「改修」や「改装」の意味で使われることが多く、経年劣化した家を新しい状態にする工事を指します。実は、「リフォーム」は和製英語であり、英語の「reform」とは同義ではありません。英語では「remodel」や「renovation」が、より近い意味合いになります。

長い期間、家に住んでいると、劣化する部分が出てくるものです。クロスの剥がれや壁のひび割れなど見た目が気になったり、水回りで不具合が出たりして気になることが多くなるかもしれません。リフォームをすると見た目も良くなるうえ、最新の設備や性能になり住み心地が良くなります。

ちなみに「リフォーム」と似たような言葉に「リノベーション」がありますが、こちらは既存の住宅に手を加えて、新しい価値を付加することを意味します。リフォームに比べて、大がかりな工事になるケースが多いでしょう。

■リフォームとリノベーションの違い

リフォームのメリット

リフォームのメリットは、住み慣れた家を残せる点です。思い出の詰まった家を変えてしまうのは抵抗がある方もいます。しかしリフォームだと、必要最低限の改修が可能であり、価格も最低限で済ませられるでしょう。リフォームは、工期が短いケースが多く、工事内容によっては家で暮らしながらリフォームをすることも可能です。仮住まいの予算を組まなくても良い点が魅力といえます。

リフォームのデメリット

リフォームのデメリットは、リフォームした部分しか新しくならない点です。水回りをリフォームすればその部分だけは新しくなりますが、家の構造は古いままです。またリフォームは部分的な改修を行うことが基本なので、大がかりな変更は難しいでしょう。そのため、2つの部屋を1つにしたい、生活動線を改善したいなどこだわりがある方は希望が叶わないかもしれません。

リフォームを進める過程で、土台の腐食や給排水管の亀裂など、普段は見えない部分の修繕が必要になる場合もあります。当初予定していた予算以上に、価格がかかるケースにも考慮しなければなりません。

リフォームの種類

リフォームといっても、主に「部分リフォーム」や「バリアフリーリフォーム」、「スケルトンリフォーム」の3種類があります。リフォームの種類によって、工事内容や費用に大きな差があります。それぞれのリフォームを詳しく見ていきましょう。

部分リフォーム

部分リフォームとは水回りや内装、外壁、屋根などを部分的にリフォームすることです。部分リフォームでは、必要な部分だけ修繕できるのでコスト削減につながります。

特に内装や外壁を部分リフォームすると、家の印象が変わりやすいといえます。憧れだった塗り壁の外壁にすることも可能です。以下の画像は、外壁の塗り壁の施工事例です。

こちらの施工事例は外壁に「ソーイ」という外壁用塗り壁材を使用しています。約15年間、防カビ効果や防藻効果などが期待でき、きれいな状態を保てるのが特徴です。外壁カラーも約60種類と豊富なので、今までとは違ったイメージの外観にしたい方におすすめです。

住む人のライフスタイルも連想させる外壁塗り壁。

参考:住む人のライフスタイルも連想させる外壁塗り壁。

参考:「ソーイ」のカラーチャート(PDF)

下記の施工事例では、内装に「ヒッキーウォール」という内装専用の塗り壁材を使用しています。調湿効果や脱臭効果はもちろん、メンテナンス性を兼ね備えた内壁です。日常生活を送っていると壁を汚してしまうこともありますが、「ヒッキーウォール」の内壁であればメラミンスポンジやキッチン用の泡ハイターを使うだけで汚れを落とせます。

また施工性が高い点も特徴的で、クロスをはがさずにその上から塗ることも可能です。全15色の中から選択できるので、リビングや子ども部屋など用途に合わせてお好きな色をチョイスできます。

柔らかな光

参考:柔らかな光

参考:カントリーベース「内装用塗り壁材ヒッキーウォールの紹介」

バリアフリーリフォーム

バリアフリーリフォームとは、家の中で転倒しないように段差をなくしたり、手すりを廊下や階段に付けたりするなど危険な場所をなくすことです。年齢を重ねると、今まで住んでいた家が住みづらく感じるケースもあります。バリアフリーリフォームをすると不自由なく、安全に暮らせるようになるでしょう。

ちなみに高齢者介護に対する介護保険制度では、バリアフリーリフォームの費用が一部補助されます。介護保険制度で「要支援」または「要介護1〜5」と認定された方が暮らす住宅のバリアフリーリフォームをした場合、一部の工事内容に対して、工事費用20万円を上限に最大9割が介護保険金として支給される場合があります。

スケルトンリフォーム

スケルトンリフォームとは柱や梁、基礎など家の骨組みだけを残すリフォームです。スケルトンリフォームとフルリフォームは似たような概念ですが、スケルトンリフォームは建物の構造部分のみを残すもので、より大規模な改装が含まれる場合があります。内装や設備を取り除くため、大掛かりなリフォームとなりますが、間取りの自由度が高い特徴があり、自由に間取りを決められます。ただし、施工に時間がかかり、一時的な仮住まいが必要な点はデメリットです。

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リフォームの流れ

リフォームの流れを理解しておくとスムーズに進められます。早めに準備をすると焦らずに済むでしょう。具体的なリフォームの流れをお伝えします。

どこをリフォームをするのか決める

まずは、リフォームする場所を具体的に決めておきましょう。リフォームする場所を決めておかないと、様々な場所をリフォームしたくなり、予算オーバーしやすくなります。リフォームする場所は優先順位を付けて、改修が必要な場所を絞るのがポイントです。優先順位が決まらないときは、特に「今の生活で不便さや不満がある箇所はどこなのか」を書き出して、リスト化するのがおすすめです。予算やいつまでに終わらせたいのかも、ざっくりでいいので目安を決めておきましょう。

内装や外壁をリフォームするときは、どのような雰囲気にしたいのかイメージを固めておくことも大切です。住宅雑誌やWebサイトで仕上がりのイメージをいくつかピックアップしておくと、リフォーム会社と具体的な希望を共有しやすくなります。

もし外壁や内壁を塗り壁にしたいなら、カントリーベースの施工事例が参考になります。塗り壁は自然や人体に優しく、アレルギーをお持ちの方も安心して暮らせる壁材です。調湿性や断熱性に優れている塗り壁は日本の気候に合っているので、暮らしやすい住まいが手に入ります。

参考:カントリーベースの施工事例

リフォームの情報収集を行う

リフォームをする場所を決めたら、情報収集を行います。キッチンや浴室をリフォームする場合、設備にはどんな機能があるのかをカタログやHPなどで事前に調べておきましょう。設備のグレードによって、費用に大きな差がある点に注意してください。

見た目だけでなく使い心地を確かめるためにも、気になる設備等があればショールームに見に行くのもおすすめです。気になる設備があったら、カタログも忘れずに受け取りましょう。カタログがあると、リフォーム会社との打ち合わせがスムーズに進みます。

また、知り合いに自宅のリフォーム経験者がいる場合はどんな点に苦労したか、どんな点に気を付けたのか、後悔した点があるかなどをリサーチしておくのも良いでしょう。知り合いが見つからない場合は、ネットで口コミを調べてみると具体的なポイントが絞り込めます。

リフォームを依頼する業者を探す

リフォームを依頼する業者を探すときは、複数のリフォーム会社に見積もりを依頼しましょう。多すぎても少なすぎても比較しづらいため、5社ほどに依頼するのが良いでしょう。1社だけで決めないように注意してください。比較するときのポイントは、リフォーム会社によって依頼内容を変えないようにする点です。同じ内容で依頼し、見積もりやプランを比較しましょう。

またリフォーム会社によっては、自分が希望するリフォームができないケースも考えられます。特にマンションの場合、マンションの規約によってできるリフォームが限られていることも。分からないときは、マンションのリフォームの施工実績が豊富なリフォーム会社に相談するとよいでしょう。

現地調査をしてくれる会社だと、より詳しい費用がわかります。概算ではなく、実際の家を見て見積もりを出してくれる会社なら、正確な金額が把握しやすく予算内でリフォームできます。

施工会社が決まったら、国や自治体が提供している補助金制度についても確認してみましょう。ただし、補助金制度は年度によって変更されます。また予算が上限に達すると、その時点で締め切られることも。最新の補助金制度の情報を知りたい場合は、施工会社に聞きましょう。リフォームローンを利用する場合は、金融機関の事前審査を受けておくと手続きがスムーズに進みます。

リフォーム工事を開始する

契約を締結するとリフォーム工事が始まります。リフォーム工事をするにあたって、工程表が作られるため、リフォーム中は工程表通りに進んでいるかを定期的に確かめましょう。自宅のリフォーム中に仮住まいしている方が現場に行くときは事前に担当者と連絡を取り、気になる点が見つかったら、担当者に伝えると解決してくれます。

リフォームの工事内容によっては、騒音などで近所に迷惑をかけることも。理解と協力を得るために、事前にご近所に挨拶をしておくとトラブルを回避できます。

リフォームが完了したら引き渡しを受ける

リフォームが完了したら、キズや不具合がないかの確認をします。特に問題がなければ、引き渡し書類にサインをすれば、完了です。ただし、引き渡し直後にトラブルが発生することもあります。その際の連絡先やアフターサービスについても確認しておくと安心です。また引き渡しが完了したら、工事が終わったことを近所に報告しましょう。

リフォームを依頼すべき会社の選び方とは?7つのポイントを紹介

リフォームを依頼すべき会社の選び方とは?7つのポイントを紹介

リフォーム会社は複数あり、どこに依頼したらよいかわからないものです。リフォーム会社は工事したら完了ではなく、長い付き合いになるので、慎重に選ぶようにしてください。リフォームを依頼すべき会社の選び方をご紹介します。

希望するリフォーム内容の実績が豊富

リフォーム会社によって得手不得手があるため、自分が希望するリフォームの実績が豊富な会社に依頼しましょう。HPで創業年数や施工実績数を調べたり、ネットで口コミをリサーチしたりすれば、どんなリフォームに力を入れているのか分かります。

例えば、外壁や内壁を塗り壁にしたい場合は、塗り壁を専門にした会社が安心です。なぜなら塗り壁は職人の技術力によって、仕上がりが左右されるためです。仕上がりが左右されると、その後のメンテナンス費用に影響することも。ちなみにカントリーベースは塗り壁のプロフェッショナルとして、塗り壁の技術を全国各地の職人たちに広めています。塗り壁を検討している方は、ぜひカントリーベースへご相談ください。技術力の高い施工会社をご紹介します。

全国対応のカントリーベースへ相談する

相談した時に提案してくれる

相談した時に提案してくれる会社を選びましょう。例えば、「費用を抑えたい…」、「デザイン性を重視したい…」など施主側の要望に応じて提案してくれるところだと、希望通りのリフォームができます。また、以下の点もしっかりチェックしましょう。

・事前にヒアリングをしっかり行ってくれる
・ヒアリングに沿って提案してくれる
・良い面だけでなく、悪い面も提示してくれる
・カタログやサンプルを積極的に渡してくれる

施工会社側の意見を主張したり押し付けたりするリフォーム会社は、相談しても丁寧に対応してくれない可能性があるため、注意してください。

担当者との相性が良い

担当者との相性がよい施工会社を選ぶと、打ち合わせやリフォーム中のトラブルが未然に防げます。人同士のやりとりになるため、どうしても相性の良し悪しがあります。担当者との相性が良いとコミュニケーションも取りやすいため、何か不明点があっても聞きやすいでしょう。

リフォームはお金も時間もかかります。せっかくリフォームするなら、相性が悪い担当者と長い時間を過ごすよりも、自分たちのことを理解してくれる担当者とやりとりした方が満足度も上がるはずです。

各リフォーム会社が出した見積もりの額に大差がない場合は、担当者の相性で検討してみましょう。

適正な価格で工事をしてくれる

初めてのリフォームでは、見積書に記載された価格が適正なのかどうか判断できないものです。安すぎると施工や品質に問題が生じたり、逆に高額すぎると予算を超えてしまったり…。リフォーム会社によって記載された見積額がバラバラで、判断できずに困ってしまう人も少なくありません。

そこでおすすめなのが、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが提供している無料サービス「リフォーム見積チェックサービス」です。これから住宅のリフォーム工事の契約を予定している方を対象に、契約前の見積書を送ると内容を確認してくれるというサービスです。ウェブまたは電話で申し込むことができるので、見積書の内容が適正かどうか確認したい場合は利用を検討してみてください。

アフターサービスが充実している

施工後に不具合が発生する可能性もゼロではありません。アフターサービスが充実しているところだと万が一トラブルが発生しても対応してくれます。欠陥があっても無料で修理してくれて、定期的に点検やメンテナンスをしてくれる会社もあります。アフターサービスが充実していないと、不具合が発生したときに有償になる可能性があるでしょう。「リフォーム瑕疵(かし)保険」を利用できる会社かどうかもチェックしておくと安心です。

リフォームの工事内容に適した資格を所有している

リフォームの工事内容に適した資格を所有しているかどうかもチェックしましょう。500万円以上のリフォーム工事を請け負う場合は専門工事の許可が必要なので、リフォーム会社に「建設業許可があるか」をチェックしてください。必ずしも建設業許可がないと技術力が低いとは言い切れないものの、施工後にミスが判明し、建設業許可がない場合、後々トラブルになることもあります。

またリフォームの工事内容によって適した資格が異なります。例えば、水回りのリフォームの場合、管工事施工管理技士が挙げられます。その他にも、バリアフリーのリフォームをするのであれば、福祉住環境コーディネーターを所有しているところが良いです。自分が希望するリフォームに関する資格を持っている会社に依頼するのがおすすめです。

緊急のトラブルが発生した時にすぐに対応してくれる

水漏れや電気系統のトラブルなどの緊急事態が発生した場合に、迅速に対応してくれるリフォーム会社を選ぶと安心です。家から近くのリフォーム会社だと緊急時も駆けつけてくれる可能性が高いといえます。リフォームの内容によっては、打ち合わせの回数が多くなりがちです。家から近いと、頻繁な打ち合わせでも通いやすいでしょう。

リフォームを依頼する会社を選ぶときの注意点

リフォームを依頼する会社選びを失敗すると、後悔する可能性が高いといえます。低価格を売りにするリフォーム会社は、後から高額な費用を請求するケースもあるため、注意しなければなりません。突然訪問してくるリフォーム会社には注意し、トラブルを避けるために信頼できる会社を選びましょう。

契約を焦らせるリフォーム会社には気を付ける

契約を焦らせたり圧力をかけてきたりするような会社にも、注意しなければなりません。自分一人だと冷静な判断ができなくなりやすいので、その場で契約せずに、家族や友人など信頼できる人に相談してから決めるなどして対処しましょう。

口コミや評判が悪いところは避ける

「自分は大丈夫!」と思わずに、ネットの口コミや評価が悪い会社には依頼しないようにしましょう。実際にリフォーム会社で施工した人の意見を知ることも重要です。知り合いが実際に依頼して良かったリフォーム会社だと安心でしょう。

価格だけでリフォーム会社を選ばない

低価格という理由だけでリフォーム会社を選ぶのは危険です。なぜなら、見積もり以外にも別途で費用が発生する可能性があるからです。価格以外にも実績や口コミなど総合的に判断するようにしてください。

適切なリフォーム会社を選び、リフォームを成功させよう

リフォームしたい場所を決めていると、他の場所もリフォームしたくなるものです。しかし、リフォームの場所が多くなるほど、費用も高くなる傾向にあります。予算内に抑えるには、リフォームをする目的や優先順位をつけるとよいでしょう。

外壁リフォームで家の印象を大きく変えたいとお考えの方は、塗り壁をぜひ検討してみてください。塗り壁の外壁にすると、オリジナリティあふれる外観に仕上がるため、リフォームの満足度もアップします。

外壁を塗り壁にしておしゃれにしたいけれど、誰に相談したら良いかわからない方もいるかもしれません。そんなときは、カントリーベースにご相談ください。

カントリーベースとは、塗り壁の専門会社です。約30年間輸入建材の販売に携わり、全国で年間約850棟のお家に塗り壁材が使用されるなど実績が豊富です。材料の製造や販売、施工、補修など、入口から出口までワンストップで対応します。

商品に関する資料請求や相談したい方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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