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外構リフォームで家の印象を一新しよう!種類や費用相場、補助金も解説

コラム / 2024.09.28

外構リフォームで家の印象を一新しよう!種類や費用相場、補助金も解説

外構の見た目によって、家の印象が大きく左右されると言っても過言ではありません。しかも雨風にさらされる外構は、経年劣化しやすい場所です。「そろそろ外構のリフォームを…」と検討している方もいるでしょう。

そこでこの記事では、外構のリフォームの種類や費用相場、利用できる補助金などを詳しく解説します。外構におすすめの建材も紹介するので、オシャレな外構にして家の印象を一新したい方はぜひ参考にしてみてください。

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外構リフォームとは?

外構リフォームとは?

外構リフォームとは門柱や門扉、玄関アプローチなどの構造物を改修することです。ゲストが来訪した時に一番最初に目に入るのが外構であることから、外構リフォームによって家の印象が大きく変わると言っても過言ではありません。ちなみに「外構」と似た言葉に「エクステリア」がありますが、その違いをご存じでしょうか?

「外構」とは、家の外側に関する全ての構造物を指しています。「エクステリア」とは、家の外側の空間を表しています。つまり、家の外側に関する構造物である多くの「外構」が、「エクステリア」を構成しているとイメージすると分かりやすいかもしれません。外構リフォームを施すことで暮らしの快適さが向上するだけでなく、建物と調和の取れた美しい空間に生まれ変わります。

外構リフォームの種類

外構のリフォームの種類は、主に「オープン外構」や「クローズド外構」、「セミクローズ外構」があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

オープン外構:開放的なデザインが魅力!

オープン外構とは、フェンスや塀を設置しないタイプの外構です。視界を遮るものがなく、敷地を見渡しやすい特徴があります。敷地の境界線には、芝生や砂利を敷いたり樹木や花を植栽したりして、基本的に仕切りは作りません。

メリットは敷地が狭くても開放感が生まれ、心地よい太陽の光や自然の風を住まいに取り入れられる点です。構造物が少ないため、リフォーム費用を抑えられる点も魅力といえるでしょう。ただし外からの視界を遮るものがない分、道路からも室内が見やすく、プライバシーが確保しづらい点はデメリットです。

またオープン外構は視界を遮るものがないことで、スッキリとしたデザインに仕上がります。建物の外壁が黒やダークグレーといった色でも重たい印象にならず、緑の植栽がよく映えます。車や自転車の出入りをスムーズにしたい方や、ご近所付き合いを大切にしたい方に向いているでしょう。

クローズド外構:プライバシー重視するなら

クローズド外構とは、フェンスや塀で閉ざされた空間にするタイプの外構です。道路との境界線が明確になりやすい点が特徴的といえます。

フェンスや塀があることで外からの視線が気にならず、プライバシーが守られる点や、不審者が侵入しにくい点がメリットです。門扉を設置することで、小さいお子様やペットがいるご家庭では飛び出し事故を防げる安心感があります。ただし構造物が多い分、リフォーム費用が高額になりやすい点はデメリットといえます。

クローズド外構はデザイン性を統一することで、建物と一体化しおしゃれな印象に仕上げられます。

セミクローズ外構:バランスの取れた空間演出が可能

セミクローズ外構とは、一部のみに塀やフェンスを設置したり、高さを低くするなどすべてを区切らずに空間を作るタイプの外構です。

セミクローズ外構の魅力は、オープン外構とクローズド外構の両方の良さを取り入れている点です。開放感がありながらも、プライバシーもしっかり確保できます。一方で、オープン外構よりもリフォーム費用がかかり、塀やフェンスの設置場所によっては死角が生まれて、防犯面に不安が残るのが欠点といえます。

セミクローズ外構は、自宅にいる時間が長いシニア層やプライベートを重視したご家庭に向いています。また、道路との境界線を部分的に作れることから、ガーデニングを楽しみたい方にもおすすめです。

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【部分別】外構リフォームの費用相場

外構リフォームと一口に言っても、金額に大きな差があります。取り組みたい外構のリフォーム内容に優先順位を付けるのがポイントです。あくまでも目安の金額のため、自分で見積もりを依頼するようにしましょう。

門扉りの費用目安

門扉とは、家の入口として門に取り付けられた扉のことです。門扉があると、小さなお子様やペットの飛び出しを防げたり、不審者の侵入も防止できたりします。門扉の改修にかかる平均相場は、10万円~50万円です。ただし門扉は、扉の開き方やデザインなどの種類が豊富であることから、費用に差が出やすい傾向にあります。

門柱の費用目安

門柱とは、壁状の柱であり、単体の柱や両脇に柱があるものが多いです。機能性の高いものだと、ポストやインターホンが備え付けられている門柱もあります。門柱を設置するときの平均費用は、約40万円です。ポストやインターホン、照明などデザイン性にこだわると費用が高くなりがちですが、既製品の門柱やシンプルなデザインならコストが抑えやすいでしょう。

玄関アプローチの費用目安

玄関アプローチとは、門から玄関までの道です。玄関アプローチのリフォーム費用は、施工範囲によって大きな差があり、約70万円前後かかります。レンガや敷石などさまざまなデザインがあり、玄関アプローチにこだわるだけでオシャレな外構に仕上がります。

個性的な玄関アプローチにしたい場合は、デザインコンクリートでの施工がおすすめです。デザインコンクリートとは石や岩、レンガ風などのオシャレな見た目にするコンクリートのことで、まるでテーマパークや海外の風景、かわいいカフェのような雰囲気にできるのが特徴的。

以下の2つの施工事例は、デザインコンクリートを使った玄関アプローチです。

玄関アプローチの費用目安

参考:オーバーレイの魅力

こちらの玄関アプローチは、デザインコンクリートの1つ「オーバーレイ」と呼ばれるスタンプコンクリートを使用したリフォーム事例です。元々あった打ちっ放しのコンクリートの上に、オーバーレイを塗り付けて本物の石積みのようにデザインしました。石畳以外にも木やレンガなど多様な模様をつけることが可能です。

玄関アプローチの費用目安

参考:一箇所に詰め込まれたアイディア

こちらの事例でも、オーバーレイで溶けた岩石が固まったような様子を表現。さらに床面には床、壁に使用することができる薄塗りコンクリート「MPC(エムピーシー)」を施しました。コンクリートを保護しつつ、さまざまな色やデザインを表現できるので、好きな文字やロゴを入れて個性を際立たせることができます。

カーポートの費用目安

カーポートとは、屋根と支柱で構成された車庫のことです。愛車を紫外線や雨から守ってくれたり、設置の場所によっては雨の日も濡れずに荷物を運べたりします。車のサイズによってカーポートの大きさを選択しますが、大きいサイズの方が汎用性が高く便利です。カーポートの改修の平均費用は、20万~70万円ほどかかります。

ガーデンスペースの費用目安

ガーデンスペースとは、サンルームやウッドデッキなど庭の周辺に関する場所を指します。サンルームがあれば趣味のスペース以外にも、花粉を気にせずに布団や洗濯物を干せたり、またウッドデッキではバーベキューなど、家族や友人と楽しい時間を過ごせたりとさまざまな使い方が可能です。庭をもっと活用したい人は、ガーデンスペースのリフォームを検討してみましょう。平均的な改修費用は、約50万円です。

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外構リフォームの費用を抑える方法

外構リフォームは内容によって高額になりがちです。外構リフォームにそんなに費用をかけられない人もいるかもしれません。そこで、外構のリフォームの費用を抑える方法をご紹介します。

シンプルな外構デザインを選ぶ

外構デザインにこだわり過ぎると、費用がかさみます。できればオープン外構のように、シンプルなデザインにすることで費用が抑えられます。どうしてもこだわりたい部分があれば、その箇所だけ費用をかけるなどを意識し、メリハリのある外構リフォームを心がけましょう。

DIYで外構リフォームをする

外構リフォームの種類によっては、自分でDIYできるケースもあります。DIYするとコストを抑えられる利点に加え、愛着が湧きます。例えば玄関アプローチに砂利を敷き詰めたり、庭に芝生を敷いたりするだけなら自分でもできるかもしれません。しかし耐久性が必要で、技術の良し悪しで仕上がりに差が出る箇所のリフォームはプロに任せた方が結果、コストを抑えられます。例えば門柱などを自分で設置すると、台風などの強風で飛ばされ、思わぬ事故に繋がるのでプロにお任せしましょう。

外構リフォームに関する補助金

外構リフォームは補助金が受けられるケースがあります。補助金を活用すると、外構リフォーム費用を抑えられます。住んでいる場所や自治体によって、独自で取り組んでいるものもあり、事前に調べてお得にリフォームしましょう。

ブロック塀改修の補助金

ブロック塀改修の補助金とは、ブロック塀の改修以外だけではなく、撤去工事で必要な費用を補助してくれる制度です。ただし、適用条件を満たさなければ利用できません。自治体によって条件が異なるものの、例えば「塀の高さが地盤から2.2m以上」や「塀に鉄筋が入っていない」などが挙げられます。自治体によっては、生垣設置の補助金制度などを設けているところもあります。一般的に、ブロック塀改修の補助金は工事費用の2分の1程度が相場です。

介護リフォームの補助金

自宅の外構をバリアフリー化するにあたって、介護認定を受けている方や障害をお持ちの方は、介護保険の補助金制度が利用できます。補助金制度を利用する場合は適用条件を満たさなければならず、例えば「要支援1〜2」、「要介護1〜5」のいずれかの認定を受けている被保険者であり、「実際に居住している家の改修工事」であるなどです。
外構の改修工事の一例としては、玄関アプローチの手すりの取り付けや段差の解消(スロープ工事)などが挙げられます。介護保険でのリフォーム限度額は最大20万円で、補助金の支給額はその9割となる18万円が上限です。

ウッドデッキ設置補助金

ウッドデッキや木製塀の設置に必要な資金を補助してくれる制度もあります。林野庁「外構部等の木質化対策支援事業」の一環です。地球温暖化防止や防音対策など住みやすい住環境を作るために設けられた補助制度で、補助金額はウッドデッキが上限150万円、木製塀が上限220万円となります。

ちなみに申請を行うのは、施工業者です。申請受付は年に一回で、毎年5月、もしくは6月くらいから始まります。受付期間は1か月間と短いので、利用時は締め切りにも注意しましょう。

外構リフォームの注意点

外構リフォームの注意点は、あらかじめ予算を組んでおかないと予算オーバーする可能性がある点です。見た目だけにこだわらないようにするのがポイントです。また、業者選びは慎重に行いましょう。

外構リフォームの目的に優先順位を付ける

外構リフォームを検討し始めると、あれもこれもリフォームしたくなり、予算オーバーになりがちです。見た目を変えたいのか、古い場所を新しくしなければならないのかなど目的を明確にするのが大切。リフォームしなければならない場所を書き出し、優先順位を付けておきましょう。

住みやすさと防犯面を考慮する

外構は、家に入るまでの道のりになるため、通りやすさや使いやすさにも着目して選びましょう。例えば玄関アプローチにタイルを貼ったら、雨の日に濡れて滑ってしまう、おしゃれな鉄製の門扉にしたら錆びやすいなど…。毎日使うものだからこそ、ストレスのないアイテムを選ぶことが重要です。

また外構リフォームの内容によっては、防犯面が強化できます。例えば、砂利を敷き詰めると足音が響きやすくなり、人の気配を感じやすくなります。反対に外からの視線を遮りたい場合は、植栽を活用して室内が見えないようにするのも良いでしょう。

外構と家全体のテイストを統一する

外構リフォームでは、家全体のテイストと外構に統一感を持たせることがポイントです。極端な例ですが、家の外観が和風なのにヨーロッパ風の雰囲気で外構を仕上げてしまうと、ちぐはぐな印象になってしまいます。できれば、打ち合わせの前に外構の完成イメージ画像をいくつか用意しておくと、施工業者との打ち合わせもスムーズになり、失敗を回避しやすいといえます。

実績が豊富な業者を探す

実績が豊富な業者を探すのも、外構リフォームを成功させるのに重要です。HPで施工事例をチェックしたり、ネットで口コミや評判を調べたりするようにしましょう。

また、身近な人で実際に外構リフォームをした人の意見を聞くのも信憑性があり、おすすめです。業者に依頼するときは、アフターサービスが充実しているかも確認しましょう。アフターサービスがしっかり整っている業者であれば、安心してお任せできます。

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外構デザインの施工事例3選

ここからは、外構リフォームの施工事例の一部をご紹介をします。他にも施工事例が見てみたい方は、ぜひカントリーベースまでお問い合わせください。

造形の厚みで立体的な表現が美しい門柱デザイン

造形の厚みで立体的な表現が美しい門柱デザイン

参考:塗り壁とデザインコンクリートを外構デザインに。

塗り壁とデザインコンクリートを組み合わせて造形した門柱です。造形は施主様の要望により、波をイメージしました。塗り壁やデザインコンクリートを使えば、お好みに応じての外構デザインも可能です。

下地のレンガが顔を出すこだわりの門塀デザイン

下地のレンガが顔を出すこだわりの門塀デザイン

参考:家族のお出迎え

毎日、家族の帰りを待って家を守ってくれる門。雨風にさらされ下地のレンガが顔を出す雰囲気をデザインコンクリートで表現しました。エッジの効いた門壁ながら、家の雰囲気と統一して外構の美しさが際立つデザインです。ロートアイアンの門扉を利用したことで、外から庭が見渡せて開放感が生まれます。

デザインコンクリートで木の質感を生かした玄関アプローチデザイン

デザインコンクリートで木の質感を生かした玄関アプローチデザイン

参考:オーバーレイでつくる、特別なエクステリア・デザイン。

パッと見、木にしか見えない玄関アプローチですが、実はデザインコンクリートの1つ、「オーバーレイ」で作り出したアプローチです。「オーバーレイ」とは、 床を石や木などのデザインにできるスタンプコンクリートのこと。コンクリートなので腐食せず木の見た目をそのままに、色あせたら塗り替えればOKとメンテナンスも楽な特徴があります。

外構リフォームをしてオシャレな空間を作ろう!

外構にはさまざまな種類があり、リフォームする箇所によって費用にも大きな差があります。「予算が限られているものの、もっと自分らしい外構にしたい」とお悩みの方は、塗り壁やデザインコンクリートなどデザイン性が高い外構リフォームがおすすめです。まずは、塗り壁のプロフェッショナル「カントリーベース」にご相談ください。

カントリーベースは1994年の創業から、塗り壁をはじめデザインコンクリートなどの特殊な建材や技術を開発。全国で年間約850棟の住宅の新築・リノベーション工事を手掛けてきました(2022年実績)。建物の外壁のみならず外構の実績も豊富で、施主様のこだわりを表現できる高い技術力が強みです。しかも全国どこでも施工対応いたします。

外構リフォームについて相談したい方は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。カントリーベースならではのデザインをご提案いたします。

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